武田家(シナリオ4:夢幻の如く)





<状況>

織田家の膨張に悩まされる、シナリオ4の夢幻の如くイベントなし。
今回は武田家のリプレイである。
偉大なる父・武田信玄はすでに亡く、武田四名臣らの良将は長篠の戦いで散った。
大名自身は突撃型の武将で、能力値は(89/93/26/40)と猪武者の印象が拭えない。
配下で使える武将は、最高知略も兼ねる小山田信茂(72/71/73/70)。
他に政治向き武将が何人かいる程度。

恵まれている点としては、土地自体が金山を持ち富裕であるため、
一国からスタートする大名としては初期武将が極めて多い。

武田家は隣接する真田家と、北陸の雄・上杉家と同盟を結んでいる。
史実ではあっさりと滅亡した武田勝頼。
はたしてお家再興を果たし、涅槃の父へ胸を張れる日は来るのか。

<方針>

もちろん徳川家を吸収することを第一目標とする。
徳川家の良将をのきなみ登用し、織田家に足軽技術を取得させないのが狙い。
その後、織田家を直接的に削っていけるだけの戦力が揃うかどうかはやってみなければわからない。

家宝が恵まれており、統率+10、統率+3、逃走馬および、騎馬適正+の姫がいる。
統率+10と逃走馬は勝頼に与え、姫は家康に嫁がせるためにしばらく独身を通してもらおう。


<リプレイ>

1582/1月

北条家を撃退するため、城の南東に武家町および櫓を優先的に建設する。
他に、蹄鉄を開発するために初期からある職人町には騎馬学舎を、
兵糧難に陥りがちなので商館を2〜3つ、あとは兵舎やら畑やらを適当に建てる。

余裕があれば徳川家を撃退できるように、城の南西に櫓を設置できればいいが、
初期の町並みの配置が悪く、街道沿いには農村が建っているため武家町を建てられない。

城の南に武家町を建て、おまけ程度に櫓を建てておけばいいだろう。
割符をすでに取得しているため、畑を建てなくても、市さえ建てておけば兵糧は買えるので、
そうやっきになって畑を作る必要はない。

1582/4月

北条家が来襲。足軽11000、弓6000+5000、計22000名の大軍である。
武田家だけで撃退すると被害が大きくなりそうなので、固執せずに真田家へ防衛要請を出すことにする。

まあ足軽隊はともかく、残りは所詮、弓部隊である。兵糧が多少減りそうだが、
櫓地帯で迎撃すれば割と簡単に撃退できるだろう。

ちなみに、真田家からは信幸隊の騎馬が駆けつけてくれた。まあせいぜい頑張ってくれたまえ。

1582/11月

徳川家および、北条家の連合軍が攻め寄せてくる。
北条が攻めてくる南東の街道には櫓をびっしり建ててあるが、
徳川家が攻めてくる街道には、申し訳ていどに1〜2個、櫓を建てているだけなので、
撃退は少し手間取るかもしれない。

連合軍の内訳は、北条家:綱成隊の足軽6500、風魔隊足軽6500と、北条家はかなり本気編成である。
徳川家は、家康+忠勝隊が足軽9000、酒井隊が足軽8500である。なんて贅沢な編成だろうか。

真田家へ防衛要請を出すが、織田家がそろそろ真田家を攻め始めそうな勢いなので、
正直、あまり期待できない。北条家は簡単に撃退できるだろうが、問題は徳川家の2部隊である。
武将はガチだし、三間槍を初期から持っている徳川家は苦労しそうである。

街道沿いの畑を罠に作り変えて応急処置とする。

1583/5月

徳川家+北条家の連合軍を撃退してから1ヶ月が経った。
予想以上の大苦戦で、城の耐久は0まで減らされて手ひどく攻撃を受けた。
だが、勝頼がずいぶんと頑張り、攻め寄せてきた敵の全部隊を壊滅させることに成功。
負傷兵をかなり吸収できた。

現時点の武田家の状態は、金10560/兵糧37925/現役兵士14532+負傷兵14653である。

真田家が武田家に援軍を出したせいで、織田家が真田家へ進軍を開始。
徳川家へ攻撃要請も出したらしく、織田家+徳川家の連合軍で上田城へと攻め寄せている。

当然のごとく、真田家から防衛要請が来る。はてさて、どうしたものか。
織田家の内訳を見たところ、武将が2流以下の武将ばかりで、実は簡単に撃退できちゃいそうである。
なんせ増田長盛みたいな政治専用武将が単体で足軽隊を率いているような状態なのだ。

じゃあ織田家のメイン武将達はどこにいるかというと――珍しいことに中国地方を制圧にかかっている。
おかげで上杉家もずいぶんと楽をしており、普段とは逆に、織田家の領地を攻め取りそうな勢いである。

というか、あまりにも織田家の軍勢がショボいので、真田家は放置することにする。
ひたすら偽報で右往左往している織田家なんて、真田家だけでじゅうぶん撃退可能だろう。

1583/6月

真田家を攻めているので、徳川家の各城は手薄である。
岡崎城はたった1868名、駿府城には7965名である。
今が好機、徳川家に攻め込むことにする。

とはいえ、普段のプレイならもっと早く徳川家が手薄になるはずなのだが、
今回は徳川家の出兵状況が微妙で、攻め寄せられる状況になるまで1年半もかかってしまった。
少しかかりすぎだろうか?

軍勢内容は、勝頼+小山田隊が騎馬8500、仁科とか大熊とかで騎馬8000を編成し、
駿府城へ攻め寄せる。たまに偽報でウロウロするのが悲しいが、
まあ城を殴るだけならじゅうぶんな兵力だろう。

1583/9月

駿府城、落城。現役兵6800+負傷兵7900名。
浜松港を攻めるには、兵力はともかくとして兵糧が足りない。

しばらくは必死になって駿府城の内政に励むことにしよう。

1584/1月

何を血迷ったか、あっさりと毛利家が滅亡してしまった。
これにより、中国地方をほぼ全て織田家が掌握する。
旧毛利家の臣下を吸収し、織田家の武将はさらに粒ぞろいに。
ていうか、早い、早すぎる。いつもはそんな攻め方しないだろ信長よ、もっと落ち着け。

ちょっと今回のリプレイ記の前途が不安になってきた。
あの織田家と正面衝突して勝てるのか?

まあ、じたばたしても、どうしようもない。武田家にやれることはそう多くないのだ。
兵糧がそろそろたまりそうなので、季節の変わり目を目安に浜松港を攻めることにする。

1584/6月

浜松港を落とす。織田家から多少の援軍が来ていたが撃退に成功。
捕虜の蒲生頼郷(横なんとか喜内ってやつ)を処断。

休む間もなく岡崎城を攻めることにする。侵略すること火の如し、亡父の遺訓である。

1584/10月

岡崎城が落ち、ここに徳川家は滅亡した。
もう必死すぎな勢いで全家臣を登用する。家康は縁組で一門に。

悲しいことに、織田家は順調に勢力を伸ばしており、もはや
直接的に織田家を圧迫するのは不可能に近い。

まあ、徳川家臣を吸収したことによって、技術開発が自由にできるようになった。
しばらくは織田家との備えのために岡崎城に兵力を残し、
技術開発をしつつ北条家を攻めていくことになるだろうか。

1585/2月

織田家が浜松港へ船で攻め込んできた。
7500が2部隊、両方とも鉄砲である。武将は蜂須賀とか丹羽とか、尾張出身のC級タレント達である。
小早なので頑張れば撃退できるだろうが、真面目に戦うと、早撃とかで
拠点が混乱する未来が見えていて物悲しい。

ここは潔く、逆攻めをすることにする。こんなときのために、浜松港の耐久は回復させていないのだ。

1585/6月

逆攻めを遂行。蜂須賀、丹羽、佐々らを捕虜にすることに成功。お前らは処断だぎゃ。

しばらくは技術開発を必死になって行うことにする。騎馬ではなく、足軽技術を伸ばす。
騎馬を補給することなく、ある拠点を占拠したらすぐ次の拠点に攻め込めるという点で、
足軽の方が戦力としての価値が高いのだ。

駿府城と躑躅ヶ崎館で募兵した戦力で、北条家の岩付城を攻めることにする。
岡崎城の兵力は、織田家への備えのために動かすことができない。

足軽はCランクと三間槍まで取得しているので、北条家のクソ硬い城を攻めるには
騎馬よりも強いだろう。忠勝とか井伊とか、技術開発に携わらない武将で攻め入ることにする。

なお、胴丸とか当世具足とか神槍術とかは放っておいて、次は十文字槍の開発を進めることにする。
十文字槍を取得したら、内政を取るか、騎馬を伸ばすか、まあ好きにしていけばいいだろう。

織田家はそろそろ元込銃を取得しそうな勢いである。

1586/6月

岩付城が落城。兵力の輸送やら何やらで、けっこう時間がかかってしまった。
なんせ、織田家と隣接している拠点には兵力を割いておかなければならないので、
実質、戦力として稼動させられる兵士数が少ないのだ。

その上に、領内開発に多少、無駄があるため、兵糧があまりたまっていない。
やはり二期作と灌漑がないと厳しいか。

岩付の戦力が回復したら、セオリー通り結城家の古河御所でも攻めることにしよう。
十文字槍で強化された足軽隊なら、大した被害もなく、楽に耐久を溶かせるはずだ。

1587/6月

結城家はすでに滅び、そろそろ里見家を攻めようかなっていう頃合であるが、
今回のリプレイ記において、一つの大きな転換点がここにある。

織田家が、すべての勢力との同盟期間が切れ、フリーになったのである。
迷うことなく織田家と同盟することにする。成功難易度は高いが、
信長の親愛武将である家康(政治112)を派遣したらあっさり同盟してくれた。

つまり、つまりだ、今まで織田家のために割いていた兵力を、すべて関東・東北制圧に向けられる。
足軽で十文字槍まで取得している以上、部隊の強さは折り紙つきだ。

織田家には、足軽技術だけはとらせないように、鉄砲鍛冶および散弾の技術交渉を進めることにする。
いずれは、織田家とも戦わねばならないから、与える技術には注意しなければならない。


〜3年経過〜


1590/11月

北条家と蠣崎家を除く、関東地方・東北地方のすべての大名家を滅ぼし、傘下に入れることに成功。
いやー楽だ、実に楽だw
ちなみに順番としては、里見→佐竹→相馬→宇都宮→伊達→安東→最上→上杉→斯波→津軽→南部の順番である。
斯波家の前に安東家を攻めたのは、こしゃくにも斯波家が坊主停戦してきやがったからだ。
上杉家を滅亡させた際は、織田家に便乗した形になった。織田家の鉄砲隊に攻められて
上杉家の新発田城があゎあゎしてたので、騎馬3000でとどめだけ横取りしたり、
手薄な黒川城を落としたり、最後には山形城にこもる上杉家を勧告したりであっさりゲット。

真田家は織田家に吸収されてしまったが、上杉家や伊達家、津軽とか最上とか南部とか佐竹とか、
つまり今後の我が軍の主力となりうる武将は軒並み吸収した。

現在の武田家の状況だが、名声638/金780056/兵糧559574/兵力504415にまで成長。
おお、実に3年前の、5倍の兵力を保持できるようになったw

技術は、足軽:十文字槍まで、騎馬:良馬生産まで、内政:二期作と灌漑、鉄砲:散弾と連式銃まで
取得することに成功。例によってダメージ半減のB技術とかダメージUPのA技術は取得していないが十分だ。


さて、今後の展開だが、水軍技術を上げなければならない。
あと2年(領内駐留とか要請を駆使しても、まあ3年ぐらいか)しか織田家との同盟が続かないので、
同盟が終わった瞬間に織田家と決戦できるような戦力を整えておかなければならない。

正直にいって、陸戦は無理だ。勝てない。同盟が終わった瞬間、手薄な城を2〜3つ
かっさらうことはできるだろうが、なにぶん兵士数で負けてる上に、
Sランクまで完璧にコンプリートした織田家の鉄砲隊とガチで戦っても勝てないだろう。

よって、水軍技術を上げ、敵の港を圧倒的な兵力で強襲→殲滅→捕虜処断→撤退→以下無限ループを決めたい。
坊主が一度も水軍適正+の宝を売りにこなかったので、仕方なくAランク適正の武将を探すことにする。
配下のA適正は、里見と安東の二人だけ。蠣崎家にはA適正はいないので、
北条家を吸収して梶原とか綱成を配下に入れることにしよう。

また、これ以上織田家に技術を渡したくないので、鉄砲技術をAランクまでコンプしていた
島津家と同盟することにする。固有技術を持っているので、元込銃だって技術交渉で応じてくれる。

1593/3月

織田家との同盟が切れた。
すでに北条家と蠣崎家を滅亡させ、目下、安宅船の技術を習得中である。
鉄砲技術は元込銃まで習得完了しており、ダメージだけでいえば、海戦なら勝てるだろう。

すでに同盟が切れる今日のことを見越して、織田家との前線拠点に兵力を集めてある。
2年間遊んでいたから兵糧も十分すぎるほどある。
だいたい、織田家の兵力は150万、武田家は78万。うん、この差なら余裕かな。

酒田港に集めていた兵力を、鉄砲隊+関船に乗せて柏崎港へ出陣させる。
岡崎城に集めていた兵力は、手薄な清洲城へ攻めあがる。
岩付城に集めていた兵力は、手薄な箕輪城へ攻めあがる。

織田家の春日山城から、兵力が1万程度しか残っていない黒川城へと攻め寄せてくるが、
新発田城の横に支城を作ってあるので、そこでかなり食い止めることができた。
その上に柏崎港に攻め入っているので、まもなく彼らは引き返してくるだろう。


〜その後〜

3〜4部隊が壊滅してしまったが、柏崎港の奪取に成功。実は、こちら側の被害も甚大だったので、
敵全部隊を壊滅させる前に柏崎港を攻め取ってしまった。負傷兵はだいたい45000ほど。
捕虜は、有名どころでいうと吉川元春などが手に入った。もちろん、すぐ処断する。

箕輪城と清洲城は、あっさりと手に入る。
大した武将は手に入らなかったが、織田家の戦力を殺ぐという意味で、統率もしくは知略65以上は全て斬首。
残りは名声UP用に残しておく。

また、安宅船の技術開発が完了したので、各地の港に造船所を作り、ひたすら船を作る。
負傷兵が癒え次第、柏崎港の兵力は酒田港に引き上げ、柏崎港を織田家に取らせ、再度攻め、
そのつど負傷兵と捕虜をゲット。これを各地でやれば織田家には難なく勝てるだろう。

これにてS4武田家をクリアしたものと同然とみなし、当リプレイを終了とさせて頂きます。


<総論>

ぶっちゃけ、開始から5年後に、織田家と同盟さえできれば楽勝っぽい。
同盟しないのであれば、S4真田のリプレイのときみたいに、
序盤に幸先のいいスタートを切り、徳川を滅亡させた後は清洲城、霧山城と攻めて
筒井家を吸収するスタイルになるだろう。

序盤は連戦を可能にする足軽技術や二期作、後半は織田家との決戦を可能にする
水軍技術と鉄砲技術を視野に入れて技術開発を進めれば安定すると思われる。

何にせよ、序盤は徳川家を吸収するのがベストだと思う。
S4はやはり足軽技術が強いなあ。

水軍技術の活躍も目を見張った。10万近い鉄砲隊+関船で柏崎港を攻めた際だが、
相手が統率の低い部隊であれば、7000名ぐらいは、総攻撃で1発で壊滅させることができる。
1秒かかる、とかではなく、鉄砲隊の総攻撃で1発。冗談抜きで瞬殺である。

今回のリプレイでは、安宅船が間に合わず、関船で柏崎港を攻めたので、
多少被害が大きくなったが、それでも安定して勝つことができた。
正直、鉄甲船の開発は間に合わないだろうが、水軍+の家宝を与えた蠣崎家の武将とか
安東とかで竜骨まで開発できればもはや無敵だと思われる。偉大なり水軍技術。


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