鈴木家(シナリオ4・夢幻の如く)





成功リプレイはこちら。下記失敗リプレイをご覧の上でお読み下さい。


<お詫び>

不慮の事故により、クリアに至っておりません。
下記リプレイは失敗時のものです。データも詳しく取れていません。それでもよろしければご一覧下さい。

<状況>

織田家の膨張に苦しめられるS4イベント無しの弱小大名家。
今回は鈴木家を担当する。
大名自身の能力値は、(79/89/70/47)と戦闘向きで、可もなく不可もなくといったところ。
鉄砲適正Sで、初期から連撃を覚えているのは利点である。

ただ、息子二人を含め、探索で見つかる配下武将が極めて優秀で、
一門の重秀は95/99/92/13、重兼は内政Aで51/45/84/83、
探索で見つかる本願寺顕如が96/65/87/100、下間頼廉が92/95/90/24、
その他に、武勇以外の能力が平均70代の坊主が二人、統率・武勇80ほどの磯野が見つかる。

鈴木家は鉄砲技術を散弾まで取得しており、毛利家・長宗我部家の二勢力と同盟を結んでいる。
初期の技術交渉では、足軽Cランクや関船などを取得することができる。

<方針>

真田や武田などの東日本スタートの大名とは違い、開始早々から
他勢力を滅ぼしてそこへ移住し、勢力を整えて再出発、という戦法は通用しない。
なぜなら、近くに簡単に滅ぼせる勢力がないからである。

唯一、初期から攻めて滅ぼせるのは河野家ぐらいだが、機動+6の早合を持っているにも関わらず、
鉄砲で移動すると片道3ヶ月ほどかかる。それに、織田家の矛先が真っ先に向かうのが四国地方なので、
あまり長いあいだ住み着くことはできないのでお勧めできない。

他にも、港でいいのなら、初期から攻め奪れるところはそこそこあるが、
鈴木家は初期兵糧が40000しかなく、片道何ヶ月もかけて攻め寄せると
兵糧がすぐに切れてしまって連戦ができない。
そのうち、本城である雑賀城を織田に奪われて終了、なんてのがオチである。

これは河野家を滅ぼした時にも共通することで、河野家の湯築城を攻め落とした際、
すでに兵糧が1万ほどしかなく、隣国の西園寺家をすぐさま攻める、というのはできない。

長宗我部が河野家を攻めるのに便乗して小勢で出陣、とどめだけ奪取、というのが理想だが、
私は成功していない。試したことはあるのだが、どうもプレイヤー勢力が河野家を攻めていると、
便乗して湯築城を攻めるのではなく、宇喜田家の港を攻めることが多いのである。
要請とか効くのだろうか?今度試してみることにする。まあそれは余談。

今回のプレイでは、織田家とガチで戦うことにした。熊野港も織田にゆずらず防衛する。
私のショボい頭脳では、他の選択肢が見当たらないからである。

全大名家に共通することだが、リプレイ記を書く前に、私は何回か、
最も簡単な攻略法を見つける意味もかねて、テストプレイをしている。
鈴木家はかなり難しい部類に入る大名で、S4イベなしの武田や真田より
1ランクほどクリアが困難である。テストプレイは全て滅亡した。

一番最後にやったのがこのリプレイで、内容が良かったので取り上げることにした。


<リプレイ>

1582/1月

重兼は探索をする。磯野が見つかった場合のみ登用せず、
坊主四人衆は全て登用し、俸禄+100する。

重秀は募兵。残りは城の北西に武家町を作り、初期の武家町の右下のマスに市を作る。
港の二人は、そのまま港に市を作る。

今後、町並みとしては、武家町x2、農村x3、門前町x1を作成する予定。
門前町は城の西。武家町は城のすぐ上と北西、農村は川沿いに2つ、あとは海沿いに1つ。
筒井家を奪取するまでは、雑賀城の北北西の街道沿いは櫓で固める。

ちなみに特殊施設の内訳は、兵舎10・鍛冶場2・工匠館1・残りは漁戸と畑。忍の里は好みで。
施設を建てるときの優先順位は、市=櫓>工匠館>漁戸>兵舎=畑、である。
序盤は金が足りなくなりがちなので市を優先的に。その後、防衛のための櫓を建てる。
金が余っていれば兵舎を作ればいいが、金が不足ぎみだったら、兵舎ではなく畑を作る。
その方が、武将を余らさずに使えるだろう。資金繰りが不安なら、商館も1つ建てておくといい。

だいたい始まってから半年ぐらいで、港か雑賀城のどちらか、もしくは両方に織田家が攻めてくるはずだ。
そして、撃退しても撃退しても、圧倒的な兵力に物を言わせて再度攻めてくる。
ここが鈴木家でいちばん大事なところで、なるべく兵糧を失うことなく、
なるべく城を殴られないで、なるべく敵部隊を壊滅させて負傷兵をゲットしなければならない。
つまり、プレイヤーのテクニックが問われてくる。優秀な武将に物を言わせて、偽報と奇襲を活用する必要がある。

坊主が来ていれば織田と6ヶ月は停戦できるが、筒井家を攻めるとき以外には意味がない。
なぜなら、織田家と停戦しても、鈴木家の物資が少し回復するだけで、その分織田家は兵力・技術ともに充実していき、
しまいには手のつけられない状態になってしまうのである。
攻め寄せてきているのは織田家だが、気持ちの上では鈴木家が攻めている、ぐらいがちょうどいい。

将来、筒井家の大和郡山城を奪ったあと、近くの織田家の城をひとつふたつ、速やかに落とすためには、
今のうちから織田家の兵力を削れるだけ削っておかないといけないのである。よって、停戦は良策ではない。

ただ、ちょっとプレイングミスをすると、城を殴られているうちに季節が変わって金銭切れを起こし、
撃退したけど城を修復する金や募兵する金がない、っていうか兵糧がそろそろやヴぁい、
それなのにすぐまた織田来た、アッーー!みたいなことになるわけである。

まあ、実際のところ運にも左右される。港と本城を同時に、ほとんど鉄砲隊で兵力が多く武将も本気、
みたいな編成で攻められたらあっさり滅亡する。

1582/12月

現時点の鈴木家の内訳は、金3750/兵糧47871/兵力14094。

筒井家の援軍も含めた、雑賀城への織田家の侵攻を1〜2度撃退したところで、坊主が来訪した。
領内の整備は、6割がた終わっている。
最後に残った農村を兵舎と畑で埋める作業が残っているが。

ちなみに、熊野港が攻められていないのは偶然ではない。
カス武将に兵力1を持たせ、鳥羽港の領内に駐留させているので、
織田家は霧山城までは兵力を輸送するものの、鳥羽港までは兵力を輸送しない。
よって、鳥羽港に十分な兵力がたまらないから、熊野港も攻められない、というわけである。
要するに囮部隊だ。

ちなみに現在、鳥羽港の兵力は12473名、霧山城には32246名の兵士がいる。

ちょうど坊主が来たところで、筒井家を攻めることにする。
停戦中は輸送も解禁されるので、鳥羽港にじゅうぶんな兵力が集まってしまうだろうが、
大和郡山城さえ奪取できてしまえば、開発領地の少ない港は織田家に奪われても問題ないのだ。

問題は、大和郡山城に出兵したあと、雑賀城に兵力があまり残らないので、
もし熊野港が攻め落とされた場合、雑賀城も矢継ぎ早に落ちてしまう可能性があることである。

でもまあ、そんなこといってたらクリアできないので、ここは
鉄砲7000x2部隊で筒井家の大和郡山城を攻めることにする。
戦法は、鈴木重秀隊が乱撃→早撃、下間頼廉隊が連撃→早撃である。

雑賀城で募兵を2度したら、その兵力は熊野港に輸送することにする。焼け石に水だろうか?


1583/4月

筒井家の大和郡山城が落ち、ここに筒井家は滅亡した。
本田正信・正純や島左近、大久保長安などの優秀な武将を吸収する。

これで内政適正A以上が3人揃うが、今回のプレイでは内政学舎は取得だけして開発しないことにする。
鉄砲櫓は織田家撃退のためにゼヒとも欲しいところだが、
内政学舎を建てて鉄砲櫓を研究するより、目先の兵糧が欲しいので、
その分、畑や兵舎を建てる土地に回す。

何を血迷ったか、筒井家は街道沿いに武家町を5つも建てていたので、
のうち1つを潰し、門前町へと作り変える。街道沿いの櫓建設が目下の急務である。

他に、作成途中の公家町が中断されていたので、再開する。兵舎6と工匠館、鍛冶場を作る予定だ。

1583/7月

織田家の大軍、だいたい45000名ほどが大和郡山城に来襲。
まだ櫓の建設が終わっていないので、まともには戦えない。
とはいえ、戦わないと終了してしまうので、頑張って戦うことにする。

とにかく、9月の季節の変わり目に坊主が来ることを願って、必死に防衛だ。
重意は大和郡山城ではなく、雑賀城に駐留させておく。

1583/9月

念願は叶った。雑賀城に坊主が来訪したので、すぐさま停戦依頼を出す。
大和郡山城は耐久を0まで削られ、城の残り兵力は4000名ぐらいまで追い込まれる。
あと5日坊主が到着するのが遅かったら、多分落城していただろう。

一見すると被害が大きそうに見えるが、鉄砲は1たりとも損じていないし、
一番最初に突っ込んできた2〜3部隊は固定砲台などで殲滅させたので、
鈴木家側の総兵力は、実際にはそう減っていないだろう。

停戦に応じざるをえなかった織田家は、霧山城から出陣した部隊などをふくめて、
すべての部隊を堺港に帰陣させた。これにより、霧山城近辺に集中していた兵力は
堺港に集まることに。

とりあえず、この停戦期間に、必死に櫓を建設する。
将来的に熊野港を奪われることも見越して、
金銭収支を6000ほど残し、雑賀城の武家町を撤去して、
雑賀城の南街道を門前町と武家町ではさみ、櫓で固めることにする。

当然のごとく城に張り付かれていたので、大和郡山城からは兵糧収支がなく、
残りの兵糧が10000を切っている。秋の水田収入にはまだしばらくあるし、
毎期の兵糧収入は4000ほどしかない。
兵舎や鍛冶場を壊すなど、微調整して、少しでも多くの畑を確保できるようにする。

1584/4月

停戦が切れ、堺港に集まっていた織田家の大軍は熊野港に攻め寄せてきた。
防衛はムリだと判断し、熊野港の兵力を2000ほど残して雑賀城に引き上げる。

1584/6月

熊野港が落ちてから2ヶ月ほどが経過した。
熊野港を落とした勢いそのままに、織田家は雑賀城へとなだれ込んできた。
4部隊、合計36000ほどの兵力で、鉄砲2部隊に足軽2部隊と結構キツい編成だが、
唯一ありがたかったのは、大した武将は入っていなかったこと。
一番やっかいだったのが、一門武将+藤堂高虎が率いた足軽隊14000。
他は、加藤清正が1部隊持っていたが、副将がいなかったので知略が低く、
残りの2部隊を率いているのは後藤基次と丹羽長秀で、そこまで恐ろしくはない。

とはいえ、兵力数が圧倒的なので、少しでも気を抜いたらあっさり負ける。
織田家と、今プレイ初めて、命運を賭けたガチのバトルである。

大和郡山城からは、重秀と頼廉の鉄砲6000x2で救援に向かう。
それ以上兵力を加えないのは、大和郡山城の防衛および、兵糧難のためだ。

奇襲は推薦MSGが出なかったので、偽報を駆使する。
後藤隊と加藤隊だけ、偽報を効かすことに成功。

鉄砲隊が入ってるので、うかつに迎撃隊を出すと溶ける。もう蒸発してしまう。
よって、城に張り付いた敵だけを固定砲台で狙い撃ち、あとは必死に耐える。
耐えるって言っても、みるみる耐久が溶けていく。泣きそうだ。


1584/11月

何とか撃退に成功。決め手だったのは、連撃のクリティカルで1部隊消滅させたことと、
弓の固定砲台で出陣させた本田正信隊が、敵3部隊をまとめて混乱に陥れたことだろう。

大和郡山城からの援軍が到着してからは、形勢逆転で辛くも勝利を収めた。
敵全部隊を壊滅させることに成功し、雑賀城の兵力は現役15000+負傷兵15000ほどに。

とはいえ、しこたま城を殴られたので、耐久はもちろん0になり、
兵糧はガス欠寸前で、金3536/兵糧4427しかない。

だが、こういうことを雨降って地固まるというのだろうか。
鈴木家が兵糧難に陥っていると判断したせいか、
織田家が1部隊だけとかで鈴木家の領地へ攻め込んでくる。

二条御所とか石山城とか、堺港とか熊野港とか、わずかに残っていた兵力をかき集めて進軍してくる。
もちろん、大して鈴木家の兵糧を消費できぬまま、城からの援護射撃だけで壊滅する。
黒田考高が率いた足軽隊とかは、城からの攻撃だけでは壊滅しそうになかったので、
適当な武将に足軽3000ぐらいを渡して食い止めに出陣させる。

いま攻めれば、まったく兵力がおらず、楽に落とせる城がいくつもあるというのに、
悲しいかな兵糧不足で攻め入れない。ああ、あと20000でいいから初期兵糧が多ければ天下が取れるのに。

1585/9月

水田収入を迎え、ようやく、なんとか1回戦闘できるかな、ってぐらいまで回復。
金1535/兵糧23129。雑賀城に28547+3139、大和郡山城には18240+1591名の兵士がいる。

織田家の現状だが、連式銃まで取得し、火薬改良の取得まであと44日。兵力は合計247392。
領地は、中国地方は初期状態のままで、四国地方は北半分を取得。
東は、真田家が北条家に吸収され、上杉家は存命である。

鈴木家周辺の、織田家の兵力だが、堺港に4564名、岸和田城:1000名。
石川城に8480名、二条御所に6333名、安土城に7366名。霧山城に15271名いるのが唯一の戦力か。

とりあえず今後は、堺港を無視して岸和田城を落とし、兵糧を円滑にしてから、
なんとかもう一国切り取り、鉄砲技術を上げようと思う。

そう、思っていました。

そうしようと楽しみにしていて、セーブを取りました。










セーブデータ、バグった。










(*´・o・) なーみだーでーまえがみーえないー









<総論>

その前にセーブしたのは、1584/11月の状態のもの。
やり直しはできると思うので、近々プレイして載せようとは思うが、
なんせ心がボッキリ折れてしまって続ける気になれない。

10回ぐらいやり直しを重ねて、ようやく織田家をキッチリ撃退するのが
一番の近道だって気付けたばかりで、しかも、試行錯誤を重ねてうまくいってたところだったのに。

そういう意味では、失敗リプレイっていうよりは、挫折リプレイ?なのか。

PS2版限定なのか、それとも私個人の症状なのかは不明だが、
輸送隊が一定数以上出現している状態でセーブをすると、たまにバグる。
ロードした後に、再開を押して「進行」状態にした瞬間、画面が停止して一切動かなくなるのだ。

「輸送隊が一定数以上の状態でセーブするとたまにバグる」と私が考えたのは、
以前にも同様の症状が起きたことによります。そのときはS1蠣崎の終盤でしたが、
やはりゲーム終盤だったので大勢力が多く、季節の変わり目の後で、輸送隊の数が多かったことが
共通していたことからです。

ちなみに今回のプレイですが、5回近くロードしなおしたりしてます。
やはり、戦闘時のちょっとしたミスが後々に大きく響いてくるので、ある程度は
完璧な形で撃退しておきたいと思うから何度もやり直すわけですが。

まあ、近々、セーブデータをさかのぼってやり直します。



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