姉小路家(シナリオ4:夢幻の如く)




<状況>

このゲームにおいて、最強の難易度を誇る弱小大名の一つである。
ろくな戦闘技術を持たず、大名も含めろくな武将がおらず、
天下人目前の織田家に真っ先に攻められ、なすすべもなく塵と消える、そんな大名家だ。
さらにイベントなしでやることにより、織田家が分裂せず、恐ろしい勢いで膨張するので、
クリアできる可能性が本当にあるのか、つい疑ってしまう、そんな大名家だ。

さすがに管理人も、このシナリオはクリアしたことがない。
やればやるほど絶望的な難易度に打ちひしがれる。
ごく少数ではあるが、実際にこれをクリアした人がいるのだから偉大である。

管理人自身、このシナリオはクリアできないだろうので、
まずはとっかかりとして、真田親子を吸収するところまでをやってみたいと思う。
真田親子の吸収を見つけた先人に感謝、感謝である。

大名自身の能力値は、まあ並といったところ(72/76/60/77)。
平均して使えるが、突出した能力がないので大事なところで使えない。
家臣も、能力値60〜70の政治屋が2〜3名いるのみで、戦闘向けの武将はいない。

<方針>

真田親子の吸収を第一目標とする。
その後は、やれる事だけはやってみたいと思う。

真田親子吸収の流れは簡単で、上田城を落とされた真田家は、
兵力0の海津城に一瞬だけ武将を集中させる。
本来であれば、そのまま勧告されるか、あるいは織田家に攻められて一瞬で滅びるのだが、
姉小路家がその海津城を横取りすることによって、武将だけを吸収することができる、という寸法。

まあ、実際にやってみよう。

<リプレイ>

開始直後の行動は以下の通り。大名は募兵をし、残りの武将で探索、武家町や農村を作成する。
初期からある城の南西に加え、すぐ南と西に武家町、
領地の最南西に農村、余裕ができ次第、城の北西に職人町を建設する。

どれだけ櫓を建てても、織田家に攻められれば一瞬で滅亡してしまうが、
AIに侵攻をためらわせるという意味で、櫓を優先して建設する。

1582/3月

岐阜城へ、織田家の各城からぞくぞくと兵力が輸送されている。
ここで織田家へ囮部隊を出すことにする。三木(一門のほう)に騎馬1を与え、
岐阜領内に駐留させる。

これは、岐阜城への兵力輸送を阻害する目的ではなく、
織田家が岩倉城に攻めてこないようにするための措置である。
ハッキリとした確証はないが、囮部隊を出しておくと、囮部隊のいる領地からは
自領へ攻め込まれにくくなる気がする。ちなみにオカルトではない。経験に基づく直感である。

1582/5月

織田家と徳川家の連合軍が、真田家の上田城へ向かって出陣。
その援軍に、武田家および上杉家が2〜3部隊ずつ上田へ向かって出陣。
正直に言うと、あっさり真田が落ちてくれた方が展開が読みやすくて助かるのだが。

1582/7月

織田家の第一波は真田家側が撃退したようだが、そろそろ織田家の第二波が出陣する頃である。
商館で騎馬を少しだけ買い、騎馬3700で姉小路家も出陣することにする。
武将は高政治を上から3人、頼綱と塩屋と内ヶ島を引き連れていく。
これは現地ですぐに武将を登用するためだ。

富山城は上杉家と織田家が戦闘中で、上杉家の旗色が優勢だ。
他家の軍勢がジャマで、城のすぐ北の大街道を突っ切ることはできないため、城の南のわき道をこそこそと進軍する。

ここが大きな関門で、すでに富山城での戦闘が終わってしまっている場合、
損害が大きくなりすぎる上に、偽報や奇襲が飛んできたり、迎撃隊が出陣してくるので通過ができない。
運よく、富山城にほとんど兵力がなかったり(6500以下を目安に)する場合は通過できることもある。

予定より早く着いてしまったら、海津城のあたりで待機させておけばいいので、
早めに出陣しておいて、織田家と上杉家が富山城で争っている隙に通り抜けておこう。

春日山城や富山城の脇を通り抜けるときに城からの射撃をくらう。
春日山城からの射撃に耐えるためにも、騎馬は商館で少し買っておき、多めに兵力をつれて出陣するといい。

1582/11月

上田城が落城する。幸村とかが捕縛されていては話にならないので、
最低でも真田親子が海津城に無事逃げてきたことを確認して海津城を落とす。
真田親子を登用するとき、タイミングの問題で推薦MSGが出ない場合もあるので、
その場合は諦めて1〜2ヶ月前からやり直そう。直前から何度やり直しても推薦は出てこないハズだ。
ちなみに今回のリプレイでは、ここまでに20回以上セーブ・ロードを繰り返している。
私が下手で機を見るに鈍なのが原因だが、やはり難しい。

信幸は織田家に捕まってしまっているが、真田親子と、矢沢父の登用にも成功する。
まもなく織田家が大挙、海津城へ来襲してきたので、兵力はその場に捨て置いて
武将だけ岩倉城へと移動させる。

以上が、真田親子登用までの大まかな流れである。

〜その後〜

武田家・真田家ともすぐに滅亡したので、上杉家と同盟することは可能だったが、
島津家と同盟することにした。片道42日もかかるのが悲しいところだが、
内政Cと築城C、それに鉄砲技術を持っている島津家は、技術目的の同盟としては申し分ない。

戦闘技術は鉄砲を極めていきたい。なぜなら、水陸両用かつ、バランスが良く守りに優れているからだ。

城北西の職人町に学舎をたて、弓と兵器のC技術を習得する。
交換する技術の順番は、鉄砲鍛冶→鉄砲櫓→棟門→早合あたりがいいだろう。割符でもいいかもしれない。
そのうち金山からの収入をため、金銭交換で散弾まで取得したいところだ。
兵器B適正まで開発は可能だが、正直に言って岩倉城だけではそんな余裕はないのである。


1587/1月

頑張って4年持ちこたえた。持ちこたえたっていうか、兵力と鉄砲をひたすら集め、
鉄砲櫓で固めて攻め込まれないようにしただけであるが。

すでに富山城は織田家が取得しており、その兵力130000である。
囮部隊を置いている岐阜城にはあまり兵力が集まっておらず、15000ほど。

「一大事でございます!織田家の富山城より、蒲生氏郷隊が(以下略」

うん、一大事だ。


内訳は・・・・・・足軽5、破城槌2、鉄砲3、弓1。総勢120000。岐阜からも2部隊11000。
2ヶ月たたずに瞬殺されて滅亡。勝てるかそんなもん。

<総論>

真田親子吸収が一つの転機。それ以降は、姉小路家で富山城を取得しないと、結局織田家に包囲されてジリ貧になる。
こればかりは展開にもよるので、今回は付け入る隙がなく、上杉家があっさり撃破されて滅亡。

私は包囲網に参加しなかったが、包囲網に参加しておけば、
上杉家を攻める織田家だけを攻撃できるから、横取りも可能だったかもしれない。

ともかく真田親子を吸収してから、富山城を奪取。
兵器B適正まで上げて島津に鉄砲技術をもらう、これが理想の流れではないだろうか。

真田親子吸収までは、上記のやり方で成功する。その後どうしたらいいかはまだわからない。
管理人の力量ではクリアできるか微妙なので、
PS2版で成功した人がいたらその方法を是非教えてもらいたいなあ。


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