筒井家(シナリオ3:義弟離反)





<状況>

織田家包囲網の只中にあって、唯一、包囲網に参加していない筒井家。
では織田家と同盟を組んでいるのかというとそうでもなく、
同盟国なしの孤立無援な状況である。

史実では織田家と仲良くなって臣従し、本領を安堵してもらうわけですが、
ゲームの中では織田家は徳川家と同盟中で、新たに筒井家と同盟を組んではくれないので、
要するに必死こいて織田家など複数の勢力から筒井城を守りきらなくてはいけない、
そんな哀愁あふれる大名家である。

大名の能力値は、政治向き(51/48/77/84)。配下には猛将・島清興(90/96/74/21)と、
政治60代前後の武将が何名か揃っている。探索で内政Sの大久保長安や知略担当の百地三太夫、
武勇担当の柳生宗厳などが発掘でき、家臣としては豊富な人材が揃っていると言える。

<方針>

いきなり探索をして家臣を増やすと、俸禄が足りなくなる。家臣は豊富だが、金山がないので
金銭難に陥りがちだ。その上織田家などと戦うための櫓なども開発しなければならないので、
作るべき施設が山ほどあるのに金がない、なんてことになりがちである。

織田家と正面衝突をするのは避けたい。織田家を撃退できても、本願寺や三好などが
次々攻めてきて、兵糧難とかで自滅するのは目に見えている。
ここはやはり、門前町の僧侶などで必死に停戦をし、漁夫の利を計るに越したことはないだろう。


<リプレイ>

初めに断っておく。あっさり勝負が決まってしまったので、あまり長々とリプレイ記は書かない。

1570/6月

対織田家、対本願寺のために、城の北と東の街道に櫓を作り始める。
また、僧侶停戦を期待して、門前町を新たに作り始める。
市を優先的に作成する。収入がある程度上がるようになるまで、探索はしない。

1570/9月

門前町と間違えて、城の北東に公家町を作ってしまった。orz
俺、何やってんだろ?とか思ってたら、公家が来訪して騎馬学舎を教えてくれるw
怪我の功名とはこのことである。わざわざ作り直すのが勿体ないので、
そのうち公家町は内政学舎でも作ることにして今は放置だ。
とはいえ、櫓だけでは方々の勢力を撃退するには少々役不足なので、早期に鉄砲櫓の取得も目指したい。

1570/10月

織田家が攻め込んでくる。滝川一益隊の鉄砲6500、北畠隊の足軽11000が来襲。
織田家とまともにやりあいたくはないので、順慶から政治+3家宝を没収して停戦依頼。了承してもらう。

1570/11月

1〜2ヶ月前、織田家包囲網を履行するため、足利家は織田家の観音寺城を攻め込んだ。
あっさり瞬殺され、部隊はすべてその場で壊滅。
織田家は返す刀で足利家の二条御所へ攻め込む。

この時点で、今回のリプレイは簡単だったな、とすでに楽勝モード。
なぜなら、織田家とは停戦をしているので、織田家に便乗して二条御所を攻めれば足利家を吸収できるのである。
島に足軽4500を与えて二条御所に向かわせる。

ちなみに、二条御所へ攻め込む織田家の全容は、秀吉8500に藤堂8500が足軽隊、蜂須賀が6500で鉄砲隊である。
磐石の態勢、といったところだろう。

1570/12月

三好家の足軽5500x2部隊が、手薄な筒井城へ向かって進軍。
坊主が来訪していたのであっさり坊主停戦に成功。三好家の軍勢には、国許へ帰って頂く。

本願寺の足軽5500+鉄砲5500が、手薄な筒井城へ向かって進軍。
坊主から買っておいた、10等級の内政+家宝で停戦に成功。本願寺の軍勢には、国許へ帰って頂く。

1571/1月

二条御所陥落。最後の足利将軍家はここに費えた。
細川藤孝や明智光秀、足利義昭など、極めて優秀な武将たちを次々と登用。笑いが止まりません。

本城数が2になり、金銭収入が大幅に上がったため、優秀な武将たちで
市や兵舎、櫓、内政学舎の建設を急ぐ。
鉄砲櫓を取得したときのことを考えて、櫓の建設は控えめに。

また、侵攻される勢力は少なくしようという観点から、三好家と同盟することに。
もし筒井城が攻められた場合、援軍も期待できるだろう。

1571/9月

必死すぎるほど必死に内政に励む。なんせ武将が多い上に建設可能な町並みが少なく、
技術開発用の土地も確保しなければならないので、なかなか兵糧がたまらない。
あまった金で兵糧を買ったりしながら内政に励む。

戦闘技術は何一つないので、筒井家から攻められる拠点は今のところない。
近隣国が攻められていたら便乗しようかな、ぐらいの気持ちでいる。

1571/10月

織田家が再び来襲。
内容は竹中重治隊の弓11000他、藤堂隊の鉄砲6000、利家隊の足軽6500である。
ここしばらく坊主が来訪していなかったので、心を鬼にして上泉信綱の童子切安綱を没収。
織田家とは、またしても家宝停戦してもらうことに。

悲しいかな、剣聖様はグレて本願寺に引き抜かれてしまった。
あ、そういえばずいぶん前だけど、大久保長安も本願寺に引き抜かれたっけ。
初期俸禄から+500まで加増したんだけどな。

1572/4月

本願寺が、無謀にも鉄砲6000+足軽6000で筒井城に進軍してきた。
筒井城からは島の足軽隊が、二条御所からは光秀の足軽隊が出陣し、挟み撃ちにして全滅させる。
これで、しばらく本願寺は動けないだろう。

どうやら鈴木家に共闘を要請していたらしいが、雑賀城が遠すぎるために、鈴木家は肝心の戦闘に間に合わず、
本願寺の部隊を壊滅させたら、申し訳程度に城を殴った後に引き返していった。

1573/2月

波多野家から、園部(波多野家の八上城と二条御所の中間)を目標とした築城隊が出陣。
追い返しても良かったのだが、面倒なので放置しておくことに。

ていうか、こんなにも楽で余裕があるリプレイは久々だw

1573/3月

次の目標は、園部城の築城を完了させた波多野家に決定する。
理由は、波多野家なら楽に勝てるだろうという計算が一つ、
もう一つは、なぜか波多野家に南光坊天海が現役で仕官しているのである。
数少ない、高政治で鉄砲適正Sの武将であり、戦闘時は知略担当を任せられる良将である。

園部城を光秀+島+藤孝の足軽、計22000名で攻め上げる。天海が園部城に篭もっているせいで、
混乱が5回に1回ぐらいしか決まらず、多少の被害が出るが、まあ数の暴力でそのうち落とせるだろう。
なんせ園部城には10000名ぐらいの兵力しかないのだから。

1573/11月

波多野家の八上城を落城させ、ここに波多野家は滅亡した。
天海をはじめ、優秀な武将を2〜3名登用し、あとは全て斬首。

これで光秀と並んで、鉄砲適正Sランクが二人揃う。
後は、細川の息子が元服するのを待つのも良し、坊主から鉄砲+の家宝を買い、
適正Bの武将に与えて鉄砲学舎を研究するのも良し。つまり、近い将来、戦闘面が大幅に改善されるだろう。

兵力は、二条御所・筒井城・八上城に各20000名ずつぐらい集まっている。
今後は浅井を落とすもよし、一色を落とすもよし、本願寺を力攻めするのもアリだろう。

織田家も武田との攻防で伸び悩み、技術は連式銃ていどで、兵力は110000そこそこ。
近隣諸国にもはや脅威といえる勢力が存在しない以上、もうこのリプレイは終わらせていいだろう。

これにて筒井家をクリアしたものと同然とみなし、当リプレイを終了とさせて頂きます。


<総論>

織田家との停戦をうまく利用し、序盤の加速にさえ成功すれば、後はなんてことない、楽な大名家である。
逆に、織田家と停戦せず、ガチで筒井城を防衛する方針であれば、かなり難易度が高くなるに違いない。

序盤は、ほとんどの場合、足利家は織田家を攻めるし、そのカウンターで
織田家が室町御所を落とす可能性も高い。織田家と停戦さえできていれば、その後は実に簡単だろう。


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